選挙応援を終えて

掲載日:2023.05.01

 いよいよ夏の気配も感じられる爽やかな季節となりました。特にここ長らくのコロナ禍の関係で、今の季節は何か本当に格別な解放感を感じませんか?そんなわけで、どこに行っても大変な人出になって来た印象です。ようやく戻って来た平穏な日常がこれからも続き、世界中に平和が訪れますよう、平和が守られますように、これからも国政から微力を尽くして参ります。

 さて、まずはこの間行われた選挙のご報告です。こちらは春のやってきた人、やってこなかった人、悲喜こもごもでした。私も仲間の応援のために、地元の千葉はもちろん、遠く大分や山口まで応援に馳せ参じました。まず、地元千葉1区の地方議員の選挙では、立憲民主党の現職7人(県議2人、市議5人)、全員当選とはいかず、市議2人が落選、しかし前回惜敗で涙を呑んだ中央区の三井みわこさんが市議に当選復帰できました。地方議員の仲間らと連携して引き続き活動の強化をして参ります。

 また、地元千葉県で自民党の「政治と金」を契機に行われた、千葉5区、矢崎けんたろう候補の衆議院補欠選挙は、県外の他の四つの国政選挙と同様に残念な結果に終わりました。野党候補者が乱立をしたことなど、もともと厳しい見通しではありましたが、無党派層に関してはその4割以上が立憲民主党に投票してくださったことなど明るい材料もありました。こちらも選挙結果をしっかり分析し、引き続きの精進をして参ります。

 国会審議についても一言。エネルギー政策に関して「原発回帰」の岸田内閣提出の2法案がまもなく成立の見通しです。目先の再稼働の議論ではなく、これまでの安倍政権や菅政権も掲げてきた「原発の新増設は行わない」の方針を岸田政権が突如撤回し、中長期的にも原発を利活用していく方針を掲げたのです。これは、3.11で日本が直面した自然災害リスクに加えて、ウクライナで新たに明らかになった安全保障リスク、そして経済合理性の観点でも全く誤った政府判断です。私はこれを、半導体産業以来続いて来たわが国の産業政策失敗の最終章であり、今後の日本衰退加速の「トドメの一撃」になる、と強く憂慮しています。そして、原発に依存しない、分散型の自然エネルギー社会を作ることこそ、わが国に中長期にわたって持続的な繁栄をもたらすカギだと考えています。私は、これからも、その目指すべき社会実現の必要性を粘り強く世論に訴え、その実現のために粉骨砕身取り組んで参ります。引き続きのご理解とご支援を心からお願いいたします。

たじま要

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