社会的養護が必要な子どもの9割が施設で育つ現実
より家庭的な環境で健やかに育つことができる社会へ
ネグレクトや虐待により保護された子どもたち、様々な理由で親とともに生活ができない子どたちを保護することが社会的養護です。
我が国には社会的養護を必要とする子どもたちが約4万6千人いると言われています。そして、そのうち約9割の子どもたちは乳児院や児童養護施設で生活しています。他の先進国では養子として家庭に迎えられ、その後も家族として生活をする家庭養育が一般的です。
たじま要は千葉県内の養護施設等の現場視察や、有識者・関係者との交流を通じて、我が国においても子どもたちがより家庭的な環境で育つことができる政策転換が必要であると考えました。そのため2015年より「社会的養護の必要な子どもたちを応援する議員連盟」の事務局長に就任。同時に党内に設置された「子どもの社会的養護制度検討ワーキングチーム」の座長となり、特別養子縁組の促進に必要な法案の起草に取り組みました。
この活動は自民党や公明党で同じ志をもつ議員との連携につながり、2016年に議員立法として「特別養子縁組促進法」が成立しました。
たじま要は法律成立後も、法律をもとに必要な施策が実行されているか関係省庁および実務者と密接に連携しながら継続的に取り組んでいます。