ネット選挙運動解禁
選挙は民主主義の根幹です。しかし、我が国では選挙時に有権者に政策等の情報を提供するための手段が公職選挙法で厳しく規定されています。特に我が国では生活に不可欠な存在となったインターネットを通じて選挙に関する情報を発信することが禁止されており、国際的に見ても大変恥ずべき状況でした。
私は党内外でネット選挙運動の解禁の必要性を主張し、2013年に超党派で組織されたネット選挙運動解禁に関する各党協議会の設立と協議に参加。結果同年の参議院議員選挙に間に合う形でネット選挙運動解禁を実現しました。
ただし、当時の与党の主張により候補者・政党以外の有権者が電子メールを利用した選挙運動を禁止される形となり、大変複雑で非民主的な制度となってしまいました。
今後もより民主的な制度の実現を目指して活動を続けてまいります。
羽田空港航空騒音問題
2010年、羽田空港の再拡張により国際便の増加や発着枠の増加、飛行ルートの変更が実施された関係で千葉市上空を低空で飛行する航空機が増加しました。その結果、飛行ルート上に居住する住民の皆さまから大きな航空騒音に関するご相談を承るようになりました。
私は当時の国交副大臣に現地視察を依頼。熊谷千葉市長らとともに現地住民の皆様の声を届け、航空管制の精緻高度化や進入高度を高める等の具体策に着手するよう要請しました。
地元自治体と国交省との協議は継続されており、引き続き騒音の軽減のために取りうる施策を継続して実行できるように注視してまいります。
ペット救出オペレーション
2011年の東京電力福島第一原子力発電所事故により避難を余儀なくされた住民の皆さんの中には、ご自身のペットを置き去りにせざるを得ない人も多くいらっしゃいました。
原子力災害現地対策本部長の任にあった当時、家族の一員であるペットを救出したいという飼い主の皆さんからのご要望を多くいただきました。
制度上多くの困難がありましたが調整を進め、野生化を防ぐ目的で獣医師会の皆様ご協力のもとペット救出オペレーションを実現しました。