来年こそは、末広がりに

掲載日:2021.12.07

先日行われた総選挙では、私たじま要は千葉市中央区、稲毛区、美浜区の皆様から12万8556票を賜り、小選挙区で7期目の当選をさせていただきました。引き続き国政への職責を果たして参りますとともに、今後とも皆様からのご意見、ご提言等を頂戴できればと存じます。また、党全体としての厳しい選挙結果を踏まえ、枝野代表は辞任をし、先日の党代表選挙で泉健太新代表が誕生しました。私はこれをむしろ前向きに受け止めています。選挙結果の検証と必要な軌道修正とを行い、これまで以上に国民の皆様に寄り添い、新しい日本のビジョンを示していける野党第一党に成長できるよう、私も汗をかいて参ります。

総選挙の間、不思議な位に落ち着いていた新型コロナですが、世界中ではまた新たな変異株のオミクロン株が大きな脅威となり始めています。既に国内でも感染が確認をされ、専門家の方々が予測をしていた通り、来年年初から第一四半期には次の大きな感染拡大の波を覚悟しなければなりません。飲食や観光はじめ経済全般にとっても待望の年末年始シーズンがまたしてもダメージを受ける心配がありますが、ここは背に腹は代えられないと覚悟し、苦しい方々への最大限の経済面、メンタル面等の下支えで乗り越えていくほかありません。また岸田内閣にとっても早々に大きな試練です。与野党挙げて、過去2年間の新型コロナに対する政府の対応を踏まえつつ、ブースター接種の更なる前倒しも含め、感染者数も犠牲者数もできる限り抑え込んでいけるよう、万全の対策を引き続き政府に働きかけて参ります。

年末の国会が始まりました。強い危機感を持つべきは、目の前のオミクロン株だけではありません。極論すれば「治安の良さ」「長寿社会」などを除けば、今の日本には今後の衰退を示唆する数字や指標が枚挙に暇がありません。明治維新の例を引くまでもなく、日本の先人たちは常に謙虚に他国から学ぶことを忘れず、しなやかに海外の良き事例を日本に取り入れることで日本を「経営」して参りました。この2年間の政府の新型コロナ対応を見ても、そのような姿勢が極めて希薄になってしまった印象です。現在の日本に強い危機感を持ち、将来の日本に希望と安心が広がるよう、粉骨砕身の努力を続けて参りますので、皆様からの引き続きの叱咤激励をお願い申し上げます。来年こそは、新型コロナを乗り越えて、末広がりに素晴らしい年となりますようご祈念申し上げます。

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