【活動報告】法務委員会にて質問
掲載日:2013.03.15
本日の衆議院法務委員会にて、谷垣法務大臣らに質問をしました。
質疑の様子は衆議院のウェブサイトにて後ほど公開されます。
質問内容は下記の通りです。
法務委員会質問骨子
(付してある番号は大臣所信に付されている番号)
大臣には役所から予め用意された答弁案を一、ニ歩踏み込んだご答弁を期待する。
0.今朝のニュースから
成年後見人を付けた場合に選挙権が失われるとした現行の公選法の規程について、東京地裁の違憲判決を受けての法務大臣の所見を。
1.はじめに
所信での発言「インターネット技術やその匿名性を悪用した事案等の発生多発」に、今日までにどんな「効果的な対策」を講じてきたのか、また今後新たな対策を考えているのか?
インターネットの国境を超える特性については、どんな課題を認識しているか、またそれに対してどんな対策を講じているか? 例えば、有体物でない電子書籍に関わるネット販売で、サーバーが海外にあると消費税が掛からない件。
ネットのプラスの面にもっと着目し理解を深めて、例えば幅広い法教育の推進に活用するようなことを具体的に検討しているか? (5.司法制度改革、法教育)
2.世界一安全な国、日本、について
再犯防止対策に関する発言に終始しているが、再犯防止対策の推進がなぜ最重要なのか、また、10年間の数値目標はどういう根拠に基づくものなのか、定量的に示して欲しい。
性犯罪に関しては再発防止対策の実が上がりにくいという話もあり各国が苦労していると認識しているが、性犯罪の再発防止対策に関しては、他の犯罪とは区別した具体的な対策を推進する考えか?
死体解剖率について。異状死解剖「5年で倍増し20%、年間3万件に」、福田内閣の時に衆院法務委が死因究明改革提言(2008年8月28日)を行い、その後、麻生政権の時、議連が同様の提言(2009年5月14日)。現状報告を。今後の取り組み如何?
4.適正な出入国管理
観光立国の推進について、法務省も重要な役割を担っているが、今日までの取り組みの成果をどう評価するか。 治安面をはじめ、何か新たな課題が出てきているのか? 今後更なる改善はどんな点が考えられるのか?【時間の都合で割愛】
6.民事法制
ハーグ条約について、法務大臣の立場から見て、今日まで加盟が実現していない状況についてどう認識しているか?【時間の都合で割愛】
7.刑事法制
最後に、死刑制度について、先日執行が行われたが、いつの日か日本で死刑が廃止される日が来るべきだと谷垣法務大臣としては考えるか?
【報告:秘書丸尾】
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