【かなめ日記】「印刷会社と胆管癌」
掲載日:2012.09.27
昨晩のNHKで放送された印刷会社での胆管癌の発生の問題を受け、早速地元の印刷会社にヒアリングをしてみました。
最初の会社の社長は落ち込んでいました。いきなり、昨晩のニュースを聞いた社員から辞表を出されたと私に話してくれました。若い人々が心配になるのも無理はありません。ところが、次の会社の社長は、あれはそんなに大した問題じゃないと言いました。まともな印刷会社はちゃんと換気をしているからというのがその理由でした。
この問題が、今後どれぐらいの広がりを見せるかはまだわかりません。ただ、米国政府が発がん性を指摘した溶剤を長年使わせてきた日本の行政のあり方には疑問を禁じえません。どうも日本では似たような話が繰り返されます。疑わしきは安全サイドに、という消費者サイドに立った考え方が絶対に不可欠であるはずです。
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