「夜明け前が一番暗い」

掲載日:2023.12.15

 国会が閉会しました。いよいよ検察が本格的に自民党国会議員らの捜査に踏み込むようです。国会開会中から閉会後のことに世間の注目が集まったことも珍しいですが、その理由は憲法第50条のいわゆる(国会会期中の)「国会議員の不逮捕特権」にあります。国会が閉会した今、自民党の多くの国会議員にとって、枕を高くして眠れない年末年始になるのではないでしょうか。すでに千葉県選出の松野衆議院議員は官房長官を辞任しましたが、私たちが暮らすここ千葉県では、わずかこの3年弱の間に、実に自民党国会議員が3人も逮捕や議員辞職、離党に追い込まれています。(千葉5区の薗浦衆議院議員の場合、政治資金の4000万円不記載問題で議員辞職をしました。今回はおそらくは大勢が同じようなことをやっていたと言うことです。)

 戦後長年にわたって、人によっては悪いことをしていると言う認識すらもなく、いわば自民党の伝統文化として、不正が続きました。組織的犯罪を継続的に犯しながら権力を握り続けたとすれば、その自民党がいよいよ正念場です。これまで自民党をなんとなく支持し続けてきた国民の多くも、今回ばかりはさすがにここまでの広がりに衝撃を受けているのではないでしょうか?何も特定の派閥だけの問題ではないと思います。真の意味で「昭和の政治」の終わりの始まりです。私の20年余りの国会議員生活とは別世界の自民党の世界では、一体誰が何のために裏金をもらうのか?どのぐらいの金額を何に使っているのか?検察にはこの際、全てを徹底的に明らかにしていただくようエールを送ります。そして加えて言えば、自民党政治の利権金権といわば車の両輪である世襲政治も終わりにしていかなければなりません。

 そもそも国民にとっては「自民より国民」であります。自民党がどうなろうが全ては自業自得であり、それよりも、この失われた30年の犠牲者である国民の生活が一層心配であります。実質賃金が全く増えない唯一の先進国であることは多くの知るところとなりましたが、経済格差もついにアメリカを上回る最悪の国になりました。見えないところで、子供たちや若者、高齢者などの貧困が広がっています。だからこそ「陰極まれば陽に転ず」という言葉通り、かつてのリクルート事件を上回るとも囁かれる今回の自民党裏金疑獄を契機として、再び日本が先進国の仲間入りをするためのスタートと位置づけるべきと考えます。信なくば立たず。どこまでも誠実に、愚直に国民に信頼される政治をとことんこれからも実践して参ります。もう少しで日本の政治の夜明けです。「夜明け前が一番暗い。」引き続きの叱咤激励をどうぞよろしくお願いいたします。

 

たじま要

 

 

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