【メルマガ】かなめーる vol.222
掲載日:2013.09.26
秋の臨時国会を控え、新たに「影の内閣」の経済産業大臣、エネルギー総合調査会事務局長、民主党国際局長を拝命いたしました。そして、この一か月間では、前回ご報告した法務委員会派遣の米国視察のあと、中国大連市でのダボス会議に出席、そして先週末には大畠幹事長らと一泊で韓国に出張しました。さらに昨日は千葉県の銚子にある漁協を訪ね、韓国出張を報告いたしました。
銚子漁協との懇談の中で、日本からの水産物に対する韓国の禁輸措置が、例えば銚子漁協の販売量の観点では限定的な影響であることを確認できました。しかしながら、この科学的根拠に基づかない風評が他国へ波及することを一番懸念しており、そういった意味では、一日も早く韓国が科学的データ・根拠を受け入れて、今回の措置の撤回をできるよう環境の整備をする必要があります。
環境の整備という点では、情報公開面で我が国側にも課題が残っており、例えば水産庁も千葉県庁も最新の水産物の放射線量測定データをExcelでもPDFでも公開している点は評価できるものの、残念ながら言語が日本語のみとなっており、同じ情報が英語では入手できないようになっているのです。海洋に国境はあっても魚は国境を意識せずに移動するわけですから、やはりその他の環境データの多くと同じように、グローバル社会への発信力の強化という点では、英語による発信をさらに充実してもらいたいと水産庁などに要請してまいります。
衆議院議員
たじま 要
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