【メルマガ】かなめーる vol.221

掲載日:2013.09.10

かなめーるの皆さんこんばんは。

9月に入っても相当暑い日が続きます。皆さまはお変わりございませんか? 私もお蔭様で元気に走り回っています。夏の間は地元で夏祭りを中心に多くの方々にお目にかかり、先週は一週間、法務委員会理事として米国の視察をさせて頂きました。現在は9月28日に予定しているシンポジウムの準備、そして来週は急きょ、サマーダボス会議に出席するため、二泊三日で中国の大連市に飛ぶことになりました。

米国視察の報告は、下記の日記にも一端を書きましたが、ハーグ条約参加の下で如何に国際的な子の奪取の不幸なケースを減らしていくか、今後国会でも議論が始まる取り調べの可視化を嫌がる与党を説得して如何に実現するか、再犯防止という法務省最大の目標の下で出所者の更生自立のための雇用関連の支援をどのように強化するか、こうした課題に関する様々な示唆を米国で得て参りました。

28日のシンポジウムは「千葉から始まるネット市民革命-ネット選挙運動とガバメント2.0」と題して、熊谷市長とも連携して開催します。ネットという道具の強みを最大限に活かしながら、市民が真の意味で主役となる民主主義の新たなステージ、こんな議論が展開できるよう、今準備中です。大連のサマーダボスでも、その関連の新たな知見を得、議論に参加してくる予定です。

秋の臨時国会がいつから始まるのか、与党側からのサインはなかなか出てきません。その間、いま、多くの国民が注視するのが、オリンピックとシリア。前者はこのメルマガが届く頃には結果が出ているかもしれませんが、後者は将来の展望が見えない不安な状況です。「大量破壊兵器がある」と主張した米国に追従したかつての記憶はまだ新しく、今回も「化学兵器を政府側が使った」といって同じ轍を踏むのではないかという懸念はどうしても拭えません。無辜の市民が大勢犠牲になっているシリアの状況は当然憂慮すべきではあっても、軍事による対抗手段が決して良い結果をもたらさないことを、世界のトップリーダーは歴史から学ぶときに来ていると、私は感じます。

衆議院議員
たじま 要

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