【かなめ日記】「法務委員会での米国視察」
掲載日:2013.08.26
今日から米国に視察に行って参ります。メンバーは超党派で、民主党からは衆議院法務委員会理事を務める私が一人だけ参加することになりました。他の参加メンバーは自民党から3名、維新、公明、みんなからそれぞれ1名、これも衆議院での各党の現有議席数に基づいた人数割り当てです。
今回の視察のテーマは三つ。一つはハーグ条約に関するもの、二つ目は取り調べ可視化に関するもの、そして三つ目は受刑者の更生に関するものです。ハーグ条約関連国内法は先の国会でようやく成立を見ましたが、実際の運用の部分で米国の実態を知ることが有益と考えられます。また、可視化は秋の国会でも議論が本格化する可能性があるテーマ、そして、受刑者の更生については、再犯率をいかに下げるかが法務分野の最大の課題という点で、米国の民間団体などの取組みに学ぶものが多いのではないかと期待しています。
視察の地域・場所は東のワシントンDC、かつて私が2年間過ごした街ではFBIや群警察、国務省児童問題部、社会内矯正事務所を、そして、西のロサンゼルスでは、市警察、少年矯正施設、州立刑務所、ソーシャルファーム、そしてリトル東京サービスセンターなどとなっております。ハードで過密な日程ですが、精一杯、日本の法務行政に資するよう、頑張ってまいります。
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