また今日から

掲載日:2018.05.07

昨年九月に生まれた希望の党が先月に事実上の解党をし、そして今月、その希望の党と民進党が合流して新たに「国民民主党」がスタートすることになりました。

他方、幅広い野党の結集を呼び掛けられた立憲民主党はこの動きから距離を置き、また現在無所属会派の衆議院議員十三名のうちの多くや、民進党所属の一部の参議院議員も新党には加わらないようです。

希望の党が解党したことで無所属となった私は、今回、この合流して生まれる新党の結成には加わらず、当面無所属の議員として活動する決断をしました。

もちろん、民進党・希望の党の時代からの同志が相当数加わるこの新党に行かない決断は、容易ではありません。

しかし私は、民進党時代からの信念や政治信条を一切曲げないことを、先の総選挙の際と同様に今回も、何よりも大切にしたいと考えました。

確かに今回の新党は、これまでの希望の党に比べれば、安保や憲法などの考え方は中道のイメージを打ち出している感はあります。

しかし、昨年九月の解散、十月の総選挙の前後の嵐のような時期を経て、「苦渋の選択」の結果として今日まで希望の党に籍を置いた私は、国民にとっても恐らくは食傷気味の野党の更なる離合集散の動きから、今は距離を置くべきとの結論に到りました。

国政活動十五年目にあたり、一人の無所属衆議院議員として、真に大きな塊としての野党勢力の結集を目指して、一から再スタートを切る覚悟です。

私は、これまで通り中道のど真ん中に立つという信念で、自らの政治信条も政策の主張も何一つ変えません。

そして、引き続き、自然エネルギー社会の実現をライフワークとして活動して参ります。

真に国民の利益と幸福とに繋がる政権交代可能な国政を、この日本に実現するという目標に向かって、その山の頂を目指して歩み続けます。

これから登り始める登山道は違えど、国民民主党にもエールを送ります。

また、他の無所属や立憲民主党の仲間たちともできる限りの連携をしながら、前進して参る所存です。

倍旧のご支援ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。

なお、政党に所属しない「無所属」という選択とは別に、国会における「会派」の選択を今後行うことになります。

岡田克也衆議院議員(既に、国民民主党には加わらないことを記者発表されています)を代表として現存する無所属会派に加わるのか、それとも会派に所属しない「完全無所属」で行くのか、を軸に、近々判断をすることになります。

たじま要

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