【かなめ日記】「チェルノブイリ視察を終えて4:原子炉・放射能の封じ込めについて」

掲載日:2011.10.25

チェルノブイリは事故から約7ヶ月で4号機の石棺を完成しました。当時、線量が極めて高い場所での作業を伴ったため、石棺の造りは極めて雑であるのは無理からぬことですが、少なくとも応急処置は行われました。福島も事故から7ヶ月が過ぎました。現在、1号機の建屋カバー・フィルターの建設工事は10月末に完了予定ですが、3号機と4号機も急がねばなりません。また、内陸部で起きたチェルノブイリ事故と比べて、福島で強く懸念すべきは海洋汚染です。それを最小化するための地下遮蔽壁の工事も同様に急がねばなりません。

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