【メルマガ】かなめーる vol.224

掲載日:2013.11.28

(11月27日執筆)
かなめーるの皆様、こんにちは。昨日の強行採決から一夜明けました。特定秘密保護法案です。おそらく多くの読者の方々も、この政府法案には何となく胡散臭さを感じておいでなのではないでしょうか。特にご高齢の方の中には、かつての治安維持法を思い出すと仰る方もいます。

国民の知る権利という、憲法で保証された権利は、まさに権力に暴走をさせないための国民の最大の武器であります。このことと、諸外国との信頼関係の上に立って機密事項を扱うことの重要性とは、極めてデリケートなバランスの上に成り立つのであり、だからこそ国際的に確立されたルールから逸脱をしない国内法整備が求められるのです。

野党転落後、茨の道を歩む民主党ですが、事この法案に関してはブレずに一丸となって、他の野党のように与党に丸め込まれることもなく、対案を提示してまいりました。残念ながら衆議院は通過してしまいましたが、引き続き参議院で闘ってまいります。

あと、この間、私の所属する経済産業委員会では、競争力強化法案、独禁法改正法案が衆議院通過しました。また、法務委員会にも深く関係する再犯防止について、この度、私も発起人に名を連ね、超党派での議員連盟を立ち上げました。第一回の総会では、半世紀にわたる刑務所慰問活動を精力的に続けて来られた、俳優の杉良太郎さんにご講演をお願いしております。

間もなく師走です。寒さに負けないよう、元気に頑張ってまいります。皆様もご自愛下さいませ。

衆議院議員
たじま 要

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